毛髪と爪の黒魔術│標的の身体の一部を利用して効果を高める方法

基本的な黒魔術

毛髪と爪の黒魔術とは

呪いをかけたい標的がいるとき、その標的の身体の一部を利用して呪いをかけると、その呪いはとても強い力を発揮します。

人の身体から簡単に切り離すことができるもの、それは髪の毛と爪です。

それを使って恨みに思う標的を苦しめるのが、「毛髪と爪の黒魔術」です。

ターゲットの身体の一部である髪の毛と爪というのは、はるか昔から世界各地で黒魔術に使われてきました。

比較的簡単に手入るものであるにも関わらずその呪いの効果は絶大なため、世界中に広まり現代に語り継がれているのです。

毛髪と爪の黒魔術の歴史

毛髪と爪の黒魔術の歴史は古く、世界中でそれに関連した習慣が現在でも残っています。

スライ
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現代の日本でも応用のきくものがありますのでご紹介します。

マルキーズ諸島の場合

自分の身体から切り離された髪の毛や爪が、自分を恨む人の手に渡ってしまっては呪いをかけられかねません。

そのため、切った髪の毛や爪は他人の手に渡らないように取り扱いには細心の注意を払って処分するよう伝えられています。

北アフリカの場合

一部の部族では、戦いで敵を捕虜にした際に髪の毛をすべて刈るという習わしがありました。

捕虜となった人々は、自分の髪の毛を使って黒魔術をかけられることを恐れ、おとなしく言うことに従うようになります。

こうして敵の攻撃を封じてきたのです。

中世ヨーロッパの場合

中世ヨーロッパでは、思いを寄せる標的に自分の陰毛を持たせて愛を実らせるというおまじないか大流行しました。

陰毛には愛のパワーが強く秘められていると言われています。

自分の身体の一部である陰毛を標的の持ち物などにそっと忍ばせることで、自分に惚れさせることができると考えられていました。

毛髪と爪の黒魔術のやり方

切った毛髪や爪のように、もともとは標的の身体の一部であったが切り離されたものというのは、黒魔術の世界においてとても重要な役割を果たします。

スライ
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毛髪と爪の黒魔術の代表的な方法をご紹介します。

毛髪や爪を燃やす

一番オーソドックスなのは、ターゲットの身体から切り離された毛髪や爪に火をつけて燃やすという方法です。

ターゲットの顔を思い浮かべ、恨みの気持ち・呪いたい気持ちを強く念じながら火をつけます。

火をつけた毛髪や爪が跡形もなく燃え尽きると、ターゲットには災いが降り注ぎ、最悪の場合死に至ると言われています。

呪いの人形に入れる

イメージの黒魔術と組み合わせた方法です。

日本の藁人形、ヨーロッパの蝋人形に代表されるように、呪いのターゲットを模した人形を使う黒魔術というのは世界中に存在します。

そういった黒魔術に用いる人形の中に、ターゲットの毛髪や爪といった身体の一部を入れます。

そうすることで呪いの力はさらに強大になるのです。

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