加害者の黒魔術とは
過去に一度でも触れ合ったことのあるものは、それぞれが遠く離れてもお互いに影響を与え合うと言われています。
その原理を利用した黒魔術が「加害者の黒魔術」です。
加害者の黒魔術を使えば、ターゲットから遠く離れた場所にいても標的を苦しめることができます。
加害者の黒魔術に必要なもの
この黒魔術を行うのに必要なのは、ナイフや鈍器などターゲットを傷付けるのに一度でも利用したことのある道具(武器)、またはターゲットを傷付けた加害者自身です。
加害者の黒魔術のやり方
加害者の黒魔術でターゲットを苦しめるには、2通りのやり方があります。
道具を利用する場合
ナイフのように、ターゲットに傷を負わせた道具(武器)が手元にある場合は、それを利用します。
火で炙ったり、石で打ったり、手で湾曲させたり、とにかくその武器を痛めつけるのです。
武器への刺激は、以前その武器によって傷つけられたターゲットにも及び、遠く離れたところにいたとしても標的をさらに苦しめることができるのです。
ターゲットは傷をさらにえぐられるかのような痛みに悶絶し、死に至ることもあります。
加害者本人帆利用する場合
ターゲットを傷つけた道具が手元にない場合や、殴るなどして素手でターゲットに傷を負わせた場合には、傷を負わせた加害者本人の身体を用いてターゲットをさらに苦しめることができます。
加害者自身が体験する苦しみ・痛み・辛さというのは、その加害者によって傷を負った被害者(ターゲット)にも感染するのです。
加害者自身が身体に傷を付けたり、激辛料理のような刺激物を摂取したり、何日間も眠らないことで、その辛さの何倍もの辛さをターゲットへ与えることができます。
ポイントは、ターゲットのことを強くイメージしながら行うということです。
その思いが強ければ強いほど、標的へのダメージは大きくなります。
白魔術との併用
中世ヨーロッパでは、この加害者の黒魔術と同じ原理を用いて人々を苦しみから救う白魔術師が存在しました。
人々を傷つけた武器を清め、油を塗り、祈りを捧げることで、人々の傷を癒やしてきたのです。
標的を苦しめる黒魔術と、苦しみから救う白魔術。
これを併用することで、ターゲットを精神的にも追い詰めることができます。
黒魔術による苦しみが白魔術によって回復し始めたかと思った途端に、再び黒魔術によって苦しめられるのです。
天国と地獄を繰り返すことで、ターゲットはさらに絶望の縁に立たされることでしょう。
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