イメージの黒魔術とは
イメージの黒魔術とは、標的に似せた人形などを作り、それに対して危害を加えることで、それと同じ痛みを標的に与える黒魔術です。
日本で言うところの藁人形をイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。
ヨーロッパの蝋人形なども同じイメージの黒魔術です。
標的に似せた人形などのイメージ(像)を利用するので、イメージの黒魔術と呼ばれます。
イメージの黒魔術のやり方
イメージの黒魔術は、今すぐにでも行える初心者向けの黒魔術でもあります。
北アメリカインディアンの場合
【用意するもの】
- 砂、灰、粘土など
- ナイフ、棒、釘など
砂、灰、粘土などに標的の絵を描きます。
このとき、しっかりと標的のことをイメージして描いてください。
絵は全身を描くことをおすすめします。
絵が完成したら、ナイフ、棒、釘などで描いた絵を攻撃します。
それと同じ危害が標的に与えられます。
北アメリカオジブウェイ・インディアンの場合
【用意するもの】
- 人形(ひとがた)の木像
- 弓矢、針、ナイフなど
人形の木像に標的のイメージを重ね、弓矢、針、ナイフなどで攻撃します。
攻撃した部分と同じ部分に呪いが走り、標的を苦しめることが可能です。
人形の木像については原寸大のものを用意する必要は全くありません。
日本の藁人形のように、小さいもので大丈夫です。
マレー半島の場合
【用意するもの】
- 標的の人体の一部(髪、爪、唾液など)
- ミツバチの古巣
- 薪
- 火をおこすもの(マッチ、ライターなど)
マレー半島のイメージの黒魔術は少々複雑です。
ですが、その分効果も大きく、標的を死に追いやるほどの効果があると言い伝えられています。
まずは、標的の人体の一部であったもの(髪、爪、唾液など)をなるべく多く集めましょう。
この人体の一部は種類も量も多いほうが効果的です。
また、あとでこれらを練り合わせますので、唾液は可能な限り入手したいところです。
標的の人体の一部が集まったら、ミツバチの古巣を入手します。
入手が困難なものですが、呪いの効果を考えると努力の甲斐はあるでしょう。
入手したミツバチの古巣と、標的の人体の一部を練り合わせます。
練り合わせたもので人形(ひとがた )の像を作ります。
像が完成すれば、薪に火をつけ像を炙りましょう。
そして、像を炙りながら呪文を唱えるのです。
この火炙りを7日間絶やさずに続け、毎晩呪いの呪文を唱えます。
すると、標的が死に至ると言い伝えられています。
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