足跡の黒魔術|標的が残した足跡を使って相手に苦しみを与える方法

基本的な黒魔術

足跡の黒魔術とは

砂や土、雪の上など、柔らかい土壌にはその場に立っていた人の足跡がくっきりと残ります。

コンクリートや建物内の床のようなかたい地面でも、目には見えづらくとも平面的にその足跡は残ります。

足跡は、その人物がその場にいたという証明であり、足跡とその足跡の持ち主との間には深いつながりがあります。

「足跡の黒魔術」を使えば、足跡を使ってターゲットに呪いをかけ苦しませることができます。

スライ
スライ

もちろん、足跡だけでなく手形やその他の身体の一部の跡でもかまいません。

ターゲットとなる人物が残した痕跡を使うことが重要なのです。

足跡の黒魔術のやり方

ターゲットが残した身体の痕跡を使って呪う方法は、はるか昔から世界中で行われてきました。

その多くが、はっきりと形の残りやすい足跡を使った黒魔術です。

中世ヨーロッパの場合

中世ヨーロッパでは、恨みのある人物の足跡と釘を用いて黒魔術をかけたと言われています。

【用意するもの】

  • 棺桶から抜いた釘
  • 家主が死亡して空き家となった家の釘

釘を手に入れる際は、釘を抜く姿を誰にも見られてはなりません。

また、釘そのものも他人に見られてはいけません。

釘を手に入れたら、ターゲットの顔を思い浮かべながら足跡に向かって強く釘を打ち付けます。

足跡の持ち主は足に激痛が走り、その痛みは治まることなくやがて腐り落ちてしまいます。

痛みに耐えられなかったターゲットは、自ら足を切り落とす選択をしたり、なかには死を選ぶ人もいます。

スライ
スライ

それほどまでに辛い痛みを与えることができるのです。

オーストラリアの場合

オーストラリアの先住民たちも同様の黒魔術で恨んでいる標的を苦しめてきました。

【用意するもの】

  • 死者(動物の死骸)の骨
  • 墓場で拾った石

骨や石を手に入れたら、ターゲットのことを念じながらその足跡を一度強くえぐります。

その瞬間、ターゲットの足には激痛が走ります。

たった一度えぐるだけで、ターゲットの足には重い障害が残り、もう二度と歩くことができなくなります。

そして死ぬまで足の痛みと戦い続けることになります。

古代ギリシャの場合

古代ギリシャでは、足跡ではなくベッドに残った身体の跡を使って呪いをかけました。

家主に恨みを持つ使用人や侵入者が、ベッドに残った身体の跡を探し、ナイフを突き立てるのです。

突然の激痛に襲われたターゲットは、その痛みに悶苦しみ自我を失います。

スライ
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その痛みに耐えきれず、自ら死を選ぶ人も少なくありません。

そのため一部の地域では今でも、朝目覚めてベッドから出たら、まず身体の跡を消すよう幼い頃から教えられるのです。

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